皆様明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
昨年の11月くらいから重整備が重なりブログの更新が出来ませんでした((+_+))
お正月にまとめて更新しちゃいますので、よろしくお願いします。

新潟県新潟市からBMWの修理でご来店です。

BMWのE60 M5がDCS警告灯点灯で入庫しました。


さらにこんなインフォメーションも表示されます。


故障コードはSZL A85Dステアリングアングルセンサー異常で
診断の結果ステアリングアングルセンサーの不具合と判断しました。
E60では結構定番の修理ですね(^^;)
早速エアバック、ステアリングホイールと外していきます。


さらに分解!!


ステアリングアングルセンサーを交換します。
E60はアングルセンサーのリペアキットは出ていませんのでASSY交換になってしまいます。
ちょっぴり高いです((+_+))


BMWのステアリングアングルセンサーは交換しただけでは作動しないので
プログラミングとコーディングが必要です。まずはSZLの項目から入っていき~


さらにポチポチと選択して~


診断機様の言う通りに操作をして~
全てのステイタスが正常になりようやくステアリングアングルセンサーが作動します!(^^)!
簡単にみえますが、バッテリー電圧の安定化供給の不具合や診断機との通信不良が発生するると
SZL以外のECUの破損につながり大変なことになりますので慎重な作業が必要です( ゚Д゚)
同業者さんでもよく「診断機あれば簡単に出来るんだろ」って言われる方もいらっしゃいますが
いやいやとんでもない…常に勉強の世界です(^^;)