新潟県 三条市からご来店です。

H18年式 W219 ベンツCLSがAT不調で入庫しました。
チェックランプが点灯して、2速固定になってしまいます。


診断も結果AT内部のアウトプットシャフトスピードセンサー1(3y/8n1)が不良です。
このセンサーはATのエレクトロニックプレート(VGS)内臓の為プレートアッセンで交換になります。
とりあえず、ATオイルパンを外します。


その次にバルブボディを外します。バルブボディの上にエレクトロニックプレートが付いています。


そしたら、バルブボディとエレクトロニックプレートを外して交換します。


信じられないくらいスラッジや金属粉が溜まってるので慎重に清掃します。
このスラッジ見るととても「無交換で大丈夫です!!」なんて言えませんね!!


交換したエレクトロニックプレートです。基本外販禁止部品なので通常ルートでは部品は入手できません!!
困ったもんですよね~


交換後も大変です。コーディングが必要になるので、対応した診断機がないと交換しても動きません。
SCNコードとプログラミングの入力が必要です。


コーディング後にさらに、「トランスポート保護の取り外しと作動」って作業と
「セレクターレンジセンサーの認識」って作業をしないとエンジンもかかりません!!


最後に当店自慢の「トルコン太郎」君でスラッジクリーンを行い、走行テストです。


走行テストでシフトショックが強かったので、「シフトチェンジアダプション」を行って
ようやく作業終了です!!調子もバッチリです!!