新潟県見附市よりアルファロメオ ブレラがエンジン始動不可で御入庫です。
アルファロメオ ブレラが始動できない為レッカーで運ばれてきました。
ギヤも入ったままだったので移動も困難でした((+_+))
診断機君は「セレスピード油圧低下」しか教えてくれませんでした(T_T)
しかしながらドアを開けてもポンプの音がしない為基本的な点検で犯人を見つけました!!
セレポンプモーターのヒューズが溶断しています!!
やったー!!これで作業終了だ!!って訳にはいきません(^^;)
溶断した原因を突き止めないとまた切れてしまいます。
そこでオシロスコープでセレポンプモーターの電圧電流を測定!!
電圧12.6V 電流16.5A… ヒューズの容量からしてもまー正常…
何回やっても正常…困った((+_+))
原因はセレポンプモーターではないのか…
そこでお客様となるべく同じ状態を再現!!
油圧が抜けたと仮定して油圧を0barにして一晩おいて測定すると…
ヤッタ\(^_^)/でた!!(≧▽≦)
しかもレンジを超えた為測定不能!!
50Aはゆうに超えてるのでセレポンプモーターの不良で決定です!(^^)!
セレポンプモーターを外します(^^)/
外したセレポンプモーターです!!
分解してみました
そしたら…
アマーチュアが焼けていました。臭いも焦げ臭いです(^^;)
今後のトラブル防止の為アキュームレーターも交換です(^^♪
クラッチオイルも真っ黒けでしたので交換しました!!
交換後~チョーキレイ!(^^)!
念のためセレポンプモーターリレーも交換!!このリレーは恐らく保護回路的なものだと思います。
違っていたらごめんなさい(-_-)
修理後の測定値です。
電圧は同じですが、電流が少し低くなりましたね(^^♪
セレポンプモーターが元気になった証拠です!!
長距離の試運転を行い問題が無い事を確認して作業終了です(≧▽≦)