新冷媒HFO-1234yfに対応しました!!
大好評のスナップオンエアコンが新冷媒HFO-1234yfに対応しリニューアル!(PSPPSDUALPRO)
現在の国産車にはR134aというフロンガスが使用されていますが、フロン排出抑制法の改正により今後R134aの使用には制限がかかるようになります。
R134aの代替ガスとしてHFO-1234yfへの切り替えが始まっています。
新しいHFO-1234yfはR134aに比べ環境への負荷が少なく、ヨーロッパでは先行して切り替えが行われていましたが、日本でも2018年発売の新車から導入が進んでいます。
更に今後はR134aを使用している古い車種も削減が義務付けられるので、HFO-1234yfへの切り替えは加速度的に進んで行きます。
インバーターコンプレッサーを2基搭載したフラッグシップモデル。(HFC-134a/HFO-1234yf デュアル対応)
1台で従来のR134aガスと新冷媒R1234yfガスのどちらにも対応出来る、カーエアコンサービスステーション。ガスの不純物を99.99%まで除去できる技術(特許)を搭載。
世界最高レベルの高純度ガス再生機能、エアコンライン(配管等の)洗浄機能は新たな洗浄モードを加え、更に従来の洗浄モードも機能を強化。
新開発の7インチタッチ式カラーディスプレイ&音声ガイド、さらにデジタル式アナログメーターを搭載で操作性が格段に向上しています。■フロンガス高純度再生機能(2ガス・2オイル対応)
■エアコンサイクル洗浄機能(3モード)
■メーカー・モデル別ガス量表示機能
■7インチタッチ式カラーディスプレイ
■多色LED付きデジタル式アナログメーター
■省エネ・高出力のインバーター制御式コンプレッサー(1HP)を2基搭載
■ガイダンス表示・音声ガイダンス機能
■作業データの保存・確認・印刷機能
■日本語表示、温度は摂氏(℃)表示となります。機能:ガス回収/再生、真空引き、ガス漏れチェック、添加剤/コンプレッサーオイル注入、ガス圧力表示&調整(補充/抜取)、ガス充填/5g単位、エアコン配管洗浄オイルフラッシング
新冷媒HFO-1234yfに対応した以外は基本的にリニューアル前のモデルと同じです。
しかし今後販売される新車はHFO-1234yfガスに切り替わっていくので、当然整備機材の対応は必須ですね。
特にこのスナップオンエアコンシステムは非常に好評なので思い切って導入しました。
輝くアナログメーターがカッコいい。
ちなみに松本零士大好き世代です。
モチロン施工価格は据え置きですよ!
全自動カーエアコンサービスステーション
PSPPSDUALPRO
(2021.5.21追記)
以下の記事はR134aのみに対応したPSPPS134PROの写真ですが、現在はR134aと新冷媒HFO-1234yf両方に対応した最新システムPSPPSDUALPROが導入済みです。
エアコン リフレッシュシステムで一番人気のsnap-onエアコンシステムを導入しました。
国産車はもちろん、ハイブリッド車や外車もバッチリ作業出来ます。エアコンの性能回復とトラブル防止の為、是非お試し下さい。
簡単に機能概要を
このエアコンシステムの流れは、
①車のエアコンガス回収
②真空引き(エアコンパイプ等の水分や汚れを除去)
③回収したエアコンガスを再生(クリーニング)
④真空テスト(ガス漏れチェック)
⑤コンプレッサーオイル注入(当店はWAKOSパワーエアコンプラスを使用)
⑥エアコンガス充填
⑦圧力チェック
となります。
スナップオン エアコンシステムのガスクリーニングは純度99.97%まで精錬されて、
市販ガスの純度99.7%より高くなるのがスゴイところです。
自前の車両、20プリウスで試してみました。
ちなみにこのプリウス、エアコンの調子は問題ない感じなので今回は単なるイケニエです。
snap-onのイチオシ機材の能力を試してみたいと思います。
こんな感じでチョイチョイとつないで作業開始です。
接続は非常に簡単ですね。
ちなみにスナップオン エアコンシステムは車両のエンジンを始動する必要はありません。
作業前のデータです。MAXクール、ファン全開、内気循環、ドア全開の温度で17.5度です。
繰り返しますが、作業前の状態でもエアコンの効きは特に問題は感じませんでした。
参考までに、室温24℃に設定中の電動コンプレッサーの回転数です。
6298rpmと高回転で、おそらくMAX回転です。
通常エンジンから機械的に繋がっているコンプレッサーはエンジンの回転数とリンクしていますが、
プリウス等のハイブリッド車は高効率の電動コンプレッサーでエンジン回転数と連動していません。
エアコンクリーニング開始です
まずは、エアコンガスを回収します。
この数字は回収中のものです。
回収が終わったら、真空引き&エアコンガス再生です。
この作業でエアコンシステム内の水分とゴミを除去します。
外車やハイブリット車のエアコン修理は特に高額になります。
トラブル防止の為にも定期的なエアコンクリーニングをお勧め致します!!
写真に私が写り込んでしまっているのは御愛嬌💦
真空テスト中。これで大きな漏れがあればエラーが出ます。
エアコンオイルはワコーズパワーエアコンプラスを注入~
エアコンガス充填中。規定量充填して作業終了です。
スナップオンエアコンシステムは非常に正確に計量します!!
作業後の結果です
本来の規定量が「充填量450g」
実際入っていたガスの量が「回収量185g」
今回入れた分が「追加量265g」です。
半分以下のガスしか入っていなかったんですね。
作業後に同条件で計測したら14.6℃まで低下しました。
その差は2.9℃です。
大きいですよ!この差は!!
実際寒いくらいエアコンが効いています。
さらに冷風の温度が下がっているのにも関わらず、
電動コンプレッサーの回転数は低下しました!
作業前:6298rpm
作業後:4841rpm
これはガスが減って冷却能力が下がった状態なのを、車両がコンプレッサーの回転数を上げて
かなり無理をして温度を下げていたようです!💦
試験結果
普段エアコンの効きはまったく問題ないと思っていましたが、
ガスが減って冷却能力が下がっていたのを車が無理をして補正している状態でした。
コンプレッサーは故障して交換になると非常に高価ですし、
故障までいかなくても燃費やエアコンの効きにも悪影響です。
エアコンガスは正常でも僅かづつ漏れてきますし、水分も混入します。
また、意外に思われるかも知れませんが
新車といえども規定量のガスが入っていない事は多いのです。
(今回の検証にはありませんが)
このアタリは、ぱっと見では何のトラブルも出ていない(ように見える)のがコワいところですね。
不要なトラブル防止の為にも定期的にエアコンクリーニングは行った方がいいですね。
当店では、非常に評判の良いワコーズパワーエアコンプラスを推奨しています。
添加剤などの効果でコンプレッサーの寿命を延ばして、さらには燃費にも貢献してくれるスゴイヤツです!!